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初めての方へのMTB解説

「イベントに興味はあるけど、マウンテンバイク(MTB)について全く知らない…。」

そんな方も安心!!MTBについて、分かりやすくまとめてみました!!

​そもそもMTBとは??

荒野や山路など、悪路(オフロード)を踏破していく耐久性の高い自転車を指します。始まりは1970年代のアメリカのカリフォルニア州。山路を下っていく遊びが競技化し、独自に発展してきたと言われています。

 

特徴としては、「タイヤが太い」「防水性がある」などが挙げられます。

 

タイヤ幅は、シティサイクル(ママチャリ)と比べると2・3倍ほどになるようです。インチ表示なので実感はしにくいのですが…。

 

各部に水が入らない仕組みが施されているため、汚れてもすぐ洗い流せます。また、MTBには重いイメージがありますが、実際は水に浮くくらい軽いのです。

どんなレースが見れるの??

レース形態は「下り坂をひたすら駆けていく」「アップダウンのある道で競う」など、バラエティ豊かに設定されています。他の選手を抜ける広いところが限られており、狭いところでは一列棒状になるほど。その性質上、スタートから全力でトップを争う姿が見れます。

 

ロードレースでは疲労すると後ろに回って体力を回復するのが一般的ですが、MTBでは先頭が全体のペースを作るので、常にトップを走る必要性が高いです。

レースのどころは??

スタート、テクニカルセクション、フィニッシュの三つです。

①やはり外せないスタート地点!大人数が走り出す様は圧巻。

②ジャンプ台や急斜面などがある、テクニカルセクション!複雑な自然環境を相手取る以上、コーナーの取り方や技術が顕著に出ます。

③最後の目玉・フィニッシュ地点!勝者が決まる決定的瞬間は見逃せません。

大会当日は「みどころポイント」を用意しているので、お楽しみに!

どんなレースが行われるの??

国際自転車競技連合(UCI)公認のMTB競技種目は複数ありますが、千葉公園では、このうちの「クロスカントリ・エリミネーター(XCE)」「クロスカントリ・ショートトラック(XCC)」を開催します。 共に世界選手権、アジア選手権、ワールドカップでも開催されている種目です。

◆XCE(クロスカントリ・エリミネーター)

エリミネーター(Eliminator)は「排除する、ふるい落とす」の意。その名の通り、障害物を乗り越えながら、他選手としのぎを削る。激しいぶつかりあいが魅力の競技。

海外では、レース終盤に負けそうになると他の選手に体当たりしにいく人もいるとかいないとか…。

 

◆XCC(クロスカントリ・ショートトラック)

ショートトラック(Short track)の名の通り、短いコースを如何に早く駆け抜けていくかを競う。目まぐるしく順位が変わっていく、スピーディな展開が魅力。

 

ショートトラックなのに「C」が使われているのは、サーキット(Circuit)から取られたからだそう。当初の競技名が違うからこのようになったようだ。

​用語解説

パック

2人以上で走行するときの集団。パック走行することで協調が生まれ、ペースアップしたり、ペースダウンしなくなる。

アタック

パックから抜け出すこと。戦況に応じて選手たちがそれぞれのタイミングで勝利に向けてパワーを使う。

セクション

人為的に作られた、テクニカルなエリアのこと。ジャンプや木の根っこなど通常では考えられないような場所を選手たちが走り抜けていく様は豪快。

チームマネージャー
ミーティング

大会前日に審判団と参加チームが話す場のこと。最終インフォメーションなどが発表される。選手側も、コースやスケジュールに意見もできる。

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